『う~ん……』
「おっ、気がついたか?」
えっ?
パチッと目を開けると遥のどアップが映り、驚く。
ち、近いっ……//
のけぞろうとしたがそこは楽屋の長椅子の上。
『……ったたた……』
ガツンとしたたかに頭をぶつけてしまった。
「ぷっ、クスクス……」
ドアにもたれかかって立っている清龍が噴き出す。
も~、なにがそんなにおかしいわけ?
本当に痛かったのに……。
「カナちゃん、大丈夫?」
『ごめんね、迷惑かけちゃって……』
心配してくれた由依。
癒しだ~。
私の中のすさんだ心が浄化されていく気がする。
ついでに遥ウイルスも浄化されたかも……?
(↑遥は細菌扱い……)

