ホッとして由依の隣に駆け寄った(清龍は例によって寝ているため、眼中になし……)。


「な~んだ、転校生ってヒカちゃんのことだったんだ。

もう、ヒカちゃんったら教えてくれればよかったのにぃ~☆」



ちょっと頬をふくらませて言う由依が愛らしい。

制服姿の由依もいいなぁ……。

なんかユエフェチになりそう。

あんたは変態か!? なんて自分で自分に突っ込んじゃったりなんかしちゃって……。



例によって私はまわりの女子の熱い視線にこの時は全く気づかないのでした。




波乱の予感!?