30分後……。


「あの時ロケ弁に入ってた卵焼き、お前にやっただろう?」


「それ、お前が嫌いなだけじゃん」


「俺様は卵焼きはだし巻き卵派なんだよ。

甘い卵焼きなんか食えるかっ!」


まだ言い争いは続いていた。

しかも論点がずれまくっている。



清龍と真人の二人は……

寝てる……。

やる気ないみたい。

ってゆーかなんでこんなうるさい中で眠れるの?



これじゃあ、いつまでたっても決まらない。



すーっと大きく息を吸い込むと叫んだ。


『ジャンケンかあみだくじで決めたら……』


すると、


「「「「うるさい、お前は黙ってろ!」」」」