私こそ光る☆君 ~エレジー編~




公園を出て、私と清龍は最寄りの駅に向かった。

駅に到着し、電車の切符を購入する。



『あっ、私自分の電車代は自分で払うよ』


「いらない」


『えっ、でも……』


「行くぞ」


清龍は遠慮の言葉を無視し、私の腕を引っ張って自動改札の方に歩いていく。


『あっ、えっ?

うわ、ちょっと待ってよ!!』


あはは……。

やっぱ気分屋っていうかマイペースなところは変わってないんだ……。



程なく電車が来て、乗り込む。