クレープ屋さん到着。


『はぁ……』


由依ってば意外と足速い。

追いつくの大変だった……。



「すいません、バナナ&ストロベリーを一つと……。

カナちゃんは何にする?☆」



『ううんっと……。

カスタードチョコにしようかな』


「かしこまりました。

少々お待ちください」



代金を払ってクレープが出来上がると二人してさっそくかぶりついた。



『ん~!!

美味しいっ!!』


「でしょ?☆」


『うんっ!!』


そう、本当に半端なく美味しかった。

それでも美味しそうに食べている由依を見ると気になってくるのはバナナ&ストロベリーの味。


『由依は本当に美味しそうに食べるんだね。

私もそっちにしとけば良かったかな……』


そんなことを言っていると、


「ハイ☆」


目の前に差し出される由依のクレープ。


うん?