今まで、 女なんかどうでもよかった。 ただの道具だった。 どれも一緒だった。 だけどアイツだけは違った。 坂下 南美・・・――― 別に美人でもない普通の女。 だけどここまで俺に 立ち向かってきた女は初めてだった。