大切な大切な幼なじみ



「着いたよ?桜が行く?」

「当たり前。お父さん教室知らないでしょ?・・・翔太、一緒に来て?」

「わかった」


私と翔太は車を降り、兄ちゃんの教室に向かった。

向かっている間、私は口をきけなかった。

何か喋ったら、もう本当に無理な気がした・・・。