「昨日来たらね、少し咲いとったんよ」 着いた場所は、お母さんのお墓だった。 正直な所お葬式以来になる。 お墓に来なくても心の中で会えると思っていたから。 「ほら・・・」 おばあちゃんが指さした先は、 確かに桜の花が開いていた。