「失礼します・・・」 次の日、私は佐伯先生の所にやってきた。 「あら?村田さん・・・おはよう」 「おはようございます。あの・・・入部します!」 瞬間、佐伯先生の顔が明るく輝いた。 「やったぁ!打楽器?」 「はい!」 「これからよろしくね」 「こちらこそ・・・よろしくお願い致します」 ・・・という訳で私は無事、念願の吹奏楽部への入部ができた。