あたしは身体を洗い流す。 このせっけんの泡のようにこのもやもやが消えればいいのに・・・。 この苦しみを一緒に洗い流せたらいいのに・・・。 純への想いも一緒に なにもかも消えちゃえばいいのに・・・。 そのときせっけんで出来た虹色のシャボン玉がふわふわと舞い —プツンと消えた。 それはまるで あたしの届かぬ想いみたいに—・・・