『小学校のときもこういうのあったんだぁ。 純が止めてくれたんだけどね。』 詩音はあははと笑って空を見上げてた。 なに強がってんだよ。 泣けばいいじゃん・・・ 『ほら。』 俺は自分のノートのコピーを詩音に渡した。 『え・・・いいの??』 『授業分かんなくなっちゃうだろ?? だからコピーしといた。』