翡翠の瞳




「ねぇ、知ってる?」

「えー…何々?」

「最近ね、ここらへんで有名な噂があるんだよねー」

「噂…?」

「そう!!
何でも、不思議な店があってー」

「あっ、その噂なら知ってるよ!
あれでしょ?
自分が一番必要としているモノを売ってくれる店。でしょう?」

「なぁんだ、知ってたか…」

「だって有名じゃん!!」

「じゃー…これは?
そのお店に行くと、二度とこの世に戻って来れないんだって」

「えっ…本当!?」

「うん!
本当の本当。マジだよマジ!!」


「へぇー…そ、そうなんだ
あっ これから塾だから…ばいばい!」

「あっ、うん!
バイバーイ」