♪タララン




コンビニの自動ドアを通り抜けたら、コンビニ独特の音が流れる。



嫌いじゃないよ、この音(笑)




あたしは、ペットボトルが大量においてあるコーナーへ移動した。



そこで、アイスティーを手に取って、レジへ向かおうとした。




その時、




「あ、唯じゃね?」




振り向くと、一応クラスメイトの吉田小太郎(通称こた)がいた。




「うーわ、こたじゃん」



「うわとか酷いって(笑)」




小太郎は、見た目からして不良で、あたしと同じくあんまり学校に行ってない。