「「「キャー、晋平くん。」」」


昨日、落ち着けた気持ちから一気にテンションは下がる。


やっぱり、珠李は、違うな。


俺の大事な幼なじみ。


そして、心の彼女。


「朝から、すげぇなぁ。」


「佐助か....」


「テンション、低っ!」


朝からテンションの高い佐助に呆れるよ。


「佐助は、テンション高すぎだから。」


「けど、あっちの学校もヤバいんじゃないか?」


あっちの学校?



なんの話しだ?


俺は首を傾げた。


なんかあったっけ?



「今日は、バスケの練習試合だよ。
日向高校と。」



「日向?」


俺は、日向高校と聞き、珠李を思い出した。


今日は、珠李と一緒に帰れる。


嬉しさが募る。


さっそく俺は、珠李にメールした。


TO 珠李
珠李の学校で、練習試合だった。
一緒に帰ろうよ。


珠李だけが、俺を素にさせてくれる。


さっそく珠李から返信のメール。



FROM 珠李
うん。
公に応援は、できないけど応援してるからね。



ありがとう。


珠李の応援があれば、頑張れる。