「まず、俺から白石 亘。
こいつらバスケ部の部長。」


なんか熱い。


めっちゃ、熱い。


たぶん、苦手。


てか、たぶんじゃなくて苦手。


「じゃあ、次、俺ね。
川端 佐助。
かわいい皆さんとお会いできて光栄です。」


軽い。


かなり軽い。


たぶん、晋平と仲いいんだろうな。


仲いいって言うか、うざいくらいつきまとわれてそう。


「俺、牧野 晋平。」


短かっ!


まあ、晋平らしいけどね。


「俺、漣 樹。」


こいつも、短かっ。


まあ、わかるけど。


なんか、クールそうだし。


「川野 陸。
君らも知ってるみたいだけど、川野 海の兄。」



なんかテンションさがってないかな?


不本意だったのかな?


なんか、泉をちら見してるよ。


あぁー。


この人か。


泉をご指名したのは。


わかりやすっ。


「最後に、俺だな。
松田 秋人。
よろしくね。」


なんか一番まともかな?


なんとなく、バランスとれてるから大丈夫かな?


しかも、みんな、そこそこイケメンかな?