「私と珠李は、わかったけど、後は?」


「後、4人なんだけどね。
あっ!
ちょうどいるし。」


私は、視線を反対側に反らした。



「あぁー。
あの子たちなら、いいじゃん。
じゃあ、行こ?」


食べ終わっていたお弁当を片づけて頼みに行った。


「あっちゃん、いっちゃん、うっちゃん、えっちゃん。」


泉が声を掛けた。


愛ちゃん、伊緒ちゃん、海ちゃん、絵里ちゃん。


「泉と珠李。」


「あのね。
4人にお願いがあるんだけど。」


「泉、なに?」


やっぱ、海ちゃんは、男らしくて頼りになる。


見た目は、きれいなんだけどね。


やっぱ、言葉遣いとかがね。


「珠李、お願い。」


泉が、全部話すと思いきや、私に話しをふった。


「流星と合コンするんだけど、行かないかな?」


海ちゃんは、何か考えてるみたい。


愛ちゃん、伊緒ちゃん、絵里ちゃんは、首を傾げた。


「あぁー。
牧野くんつながり?」


察しがいい海ちゃん。