晋平からの久々にお願いされた。


「合コンしたいんだけど.....」


嬉しいんだけどショックだった。


前に進んで欲しいと思いながらも変わらないでいて欲しい。


単なるわがまま。


やっぱり、淡い恋心は、残ってしまう。


「どうしたの?」


「バスケ部のやつらに珠李の事みられたらさ、日向の子を紹介してって頼まれた。」


ほっとした。


晋平の意志じゃないって事に。


「うん。
晋平の頼みなら、かわいい子揃えるね。」


てか、晋平の名前を出したら、かわいい子がすぐに集まる。


「あのさ。
一人だけ指名がいるんだ。」


気まずそう?



てか、照れてる?


てかてか、私の知り合いかな?


「誰?」


「珠李のダチらしいんだけどさ。
泉って名前の子。」


「えっ?
泉?」


泉、かわいそうに。


泉は、晋平に興味あるのに。


晋平の知り合いに興味をもたれたら、無理よね。


まあ、泉は、恋愛感情じゃなくて、憧れな気がするからいいかな?