とうとう、海が日本に到着した。


海は、みんなで迎えに行くねと言われていたのでキョロキョロと周りを探す。


『海』


海にとって、懐かしい声が聞こえたと思うと海は、抱きしめられた。


『えっ?
樹?』


ビックリする海。


『海を変わらず想っていた。
大学卒業したら、結婚しよう。』


まさかのプロポーズ。


『どうして?
いいの?』


海は、戸惑いしかなかった。


『そのためにバイト頑張ってたんだ。
まあ、不安な時もあったけど、海と俺は変わらないって自信があったから。』


『樹、私をお嫁さんにしてね。』


海は、実家に戻らず、一人暮らしをしている樹のアパートに同棲することにした。


もう離れては、いられない。


離れてたときと同じ変わらぬ想いで、ずっと一緒に。