「晋平、話があるの。」


私は、家に帰り珍しく私より早く帰っていた晋平に声をかけた。


「あぁ。
俺も話があるんだ。」


気のせいかな?


なんか、スッキリした顔してる。


「よかった。」


「珠李、なんかあったか?」


「えっ?」


「なんか、スッキリした顔してるぞ。」


「それは、晋平だって。」


わからないけど、お互いにいい変化があったのかな?


私は、瑞希のこと。


晋平は?


.....まさかね。



「まあな。
お互い様って事は、同じ事かな?」


「そうなのかな?」


私は、首を傾げた。