「あっ!
また、転けてる。」


佐助がおもしろそうに誰かを見てた。


「あぁー。
マネージャーか.....」


俺は、無意識に彼女のところに向かった。


「晋平?」


「大丈夫?」


俺は、彼女に手をさしのべた。


「うん。
ありがとう。
って.....晋平くん。」


超驚いてる。


「いつも、転けすぎ。
ちゃんと周りみなよ。」


俺は、彼女の頭をポンポンとした。


「.....。」


彼女は、俺を見たまま固まってる。


「晋平、マネージャーになにした?」


「なんもしねぇーよ。」


俺は、手をさしのべただけだ。


「こりゃ、あれだな。」


佐助は、なんかわかったみたいだ。


「なんだよ。」


「いや。
これからの事があるから、言わねぇー。」


「あっ?」


わけわかんねぇーし。