『あんな従順で融通の利く女はそうは、いない。』


この言葉を聞くまでは。


私の性格をわかってたから、それを利用したんだって。


やっと、わかった。


『ノーマルなのに飽きて変わった事しても許してくれんだよ。』


ただの性処理。


悲しい現実だった。


あの優しさもすべて嘘。


それは、私を自由にするため。


私って、そんな騙しやすい相手かな?


てか、一年もよく続けたよね。


その日から、毎晩泣いたっけ。


それほど、大切な存在だったから。


もう恋なんてしないって、誓ったんだよね。


だから、ミーハーになったんだ。


恋愛感情なんて、もういらない。