【長編】私とあなたは、恋をしない。

「な〜に、楽しそうな話してるの?」


「泉。
おはよ〜。
今、海ちゃんと樹くんの事で....」


私は、簡単に説明した。


「うっちゃん、漣は、いい奴だからゲットしなよ。」

漣って.....


泉と樹くんって知り合い?


「知り合いだったの?」


「うん。
中学一緒だからね。
漣のタイプって知らなかったけど、うっちゃんみたいなのがタイプなのね。」


「てか、私の話はいいから。
今は、珠李よ。」



海ちゃんは、泉にも説明した。


「うん。
任せといて。」


泉まで、黒い笑顔だよ。


この子たち、大丈夫かしら。


しかし、私は、知らなかった。


復讐というか、逆襲というか、なんていうか。


かなり、恐ろしいもんだなんて。


てか、偶然と必然が重なりあってスゴいことになったんだよね。