「なにがだよ。」


てか、拗ねてる?


「覗かれる可能性があるとこでは、しないでって言ってるの。」


別にすべて嫌なわけじゃない。


「覗かれる可能性?」


「ここ、扉に窓あるじゃん。」



私は、指を指しながら言った。


「わかった。
こういう窓があったりする時だけは、しない。
それにハグしたりすんのはいんだろ?」


「まぁね。
って、えっ?
てことは.....」


私は、ヤバいことに気づいた。


「絵里が言ったんだからな。
約束守れよ。」



「えっ?
.....やだ。」


約束なんてできない。


約束なんかしたら。


「なんでだよ。
俺は、妥協しただろ?」


「そうだけど....」


「なら、約束だ。」


なんか海の都合のいいように話がまとまった気がする。


だって、元からベタベタイチャイチャを普段からしてないから。


今度からは、遠慮なくってのを感じる。


これでいいのかな?


まあ、海と想いを確認できたからいいのかな。


うん。


よしとしよう。