赤い糸はだあれ?−あたしと五人の王子様−






「絵梨、なにこれ。」




得点板を出すのに手伝ってくれた絵梨。




倉庫に入ってから、誰にも聞こえないように呟いた。







「あ、話した感じか。」

「うん。
練習に参加するの、嫌がってるみたいだった。

なんでこんないきなり・・・」


「わかんない。
私もちょっと探ってみる。
明らかにおかしいもんね。」









得点板を押して外に出る。





遠くから女バスの痛ーい視線が刺さってきてんのがわかった。




「・・・痛い痛い。」



下向いて口元隠しながら低く呟く。



絵梨は悲しそうに笑って、気まずくないように一緒に得点板を運んでくれた。








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