「起立、礼。」 「「ありがとうございましたー。」」 少し薄れる語尾。 皆、挨拶をし終えると、一気に騒がしくなった。 早く行かなきゃ、部活遅れる! エナメルバックを勢いよくつかみ取ると、先生が顔を上げた。 「あぁ、言い忘れた。 放課後、というか今から、保健委員は保健室の隣の教室行けー。」 ・・・え゛。 ドアに向かいかけたまま、顔を担任に向ける。 「そう、お前だよ成瀬。」 ・・・まじっすかーーーーーー!? だが、数秒後。 あたしの顔は笑顔に変わることになる。 .