冷たい風が顔の横を通り抜けていく。 もうすぐ3月か。 3年生になったら受験か。 まぁ、あたしには関係ないけど。 あー最後に黒崎に会いたかったなぁ。 なんてね。 「……っ」 冗談で終わらせてよ。 枯れたはずの何かが風に乗って吹き飛ばされていく。