あたしは崩れ落ちた。 錆色ににじむ世界に。 ちゃんと世界を取り戻したはずだった。 こんなふうに“なる”要因はなかったはず。 だけど確かに感じた。 自分とよく似た、絶対という名の威圧感。 あたしは立ち上がる。 教室に戻らなくちゃ…。 まだ授業は始まったばかりのはず。