憎悪の塊があたしに噛みつく。 悪夢を足に絡みつけていることに気付かないあたしは、また悪意の中に放り込まれた。 「…ちょっと待ってよ」 「なぁに?」 「今のどういう意味?」 あたしの質問に、彼女はまた“嗤って”答えた。 「さぁ…?」 その不気味な笑顔に、あたしは悪寒を覚えた。 悪魔は彼女に微笑んだんだ。