優斗君はそっとあたしに服を着せてくれる。
「ごめんね。つらかったよね。
僕も無我夢中で……美玲ちゃんを助けたかったんだ…」
「あたし…あたし…っごめん…」
「僕がずっとそばにいてあげたいんだけど…そうもいかないから。
美玲ちゃんは龍がいいかも知れないけど」
違う。
違うよ、優斗君。
「それでも僕、美玲ちゃんが好きなんだ。
こらえきれないぐらい……。
守りたいんだ。美玲ちゃんが僕を拒んでも、僕の気持ちは変わらない」
「……っ…ゆ…っ」
もう、何もいらなかった。
あたしが納得するのに時間は必要ない。



