僕のスウェットはもちろん男物。 だからサイズも大きい。 その袖口から覗く細い指先。 でろっと伸びた襟元からは綺麗な首筋が見えている。 「あ…っとぉ…。先に着替えない方がよかったね。 お風呂沸いたから入ったら?あったまるよ」 ……何を語ってるんだ、僕は。 彼女は何の反応を示すこともなく、ただ素直に浴室に向かう。 「あ、こっちだよ。服はそれを着てね」 僕は無力だ。