いつもとは違う翼の態度に
目を開けにくくて・・・



──もぅ・・・!!

翼は何をやってんのよ!?
あたしを組み敷いて!!


ツィ・・・と


不意に首筋を薄い唇が
滑らかに伝った


触れた瞬間


あたしとは違う翼の唇の体温に


その唇の熱さに


あたしの身体の芯が痺れた

湿った翼の唇が触れた
場所の熱が増して



──オカシクなりそう・・・





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