アイツとアタシの関係




俺は正面から真穂を抱きしめる形でひもをほどいた。


こんな状況なのにドキドキしてしまう俺。


最低だな。


「あ、ありがと」


『俺、後ろ向いてるから、服着ろよ。』


「うん」


真穂は服を着はじめたらしい。


よかった。


ひと安心だ。




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