調理場にスタスタと歩いてく廉。 「廉って、おもれーな(笑)」 壱くんはまだちょっと笑ってるね。 「あっと、そうそう!!俺はこんな爆笑するためにここに来たんじゃないんだよ。」 『どうしたの??』 「隣のクラスの奴に森永に伝えてって頼まれたんだけどさ」 『うん』 「先生が森永探してんだって。詳しくはあのドアんとこにいる奴に聞いて??」 『ドア??』 顔は見えないけど、たしかに人はいるみたい。 .