アイツとアタシの関係




その後もぼーっとしてる真穂。

何があったのか.....知りたい。

思い立ったらすぐ行動すんのが俺だ。



できるだけ優しく聞いたのに真穂は「なんでもない」の一点張り。

絶対嘘。

さっきからこっち見ねぇし。

嘘だ。

そう言ったら、真穂は会議室を飛び出してしまった。


「廉には関係ないでしょ!!」


真穂の言葉がリピートされる。

心がズキズキと痛んだ。



『フッ。関係ねぇ...か』


たしかに関係ない。

俺は真穂のただの友達にすぎないんだ。

もしかしたら、それ以下かもしれない。




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