アイツとアタシの関係




気付いたら保健室のベッドの上だった。


「真穂??.....ッ先生!!真穂が!!」


廉??


シャッとカーテンを開けて先生があたしに近づいてきた。


「森永さん!?...よかった。目が覚めたのね。」


......


「あなた、階段から落ちて気を失ったのよ。」


そうだ。


あたし、階段から落ちたんだ。


そのことを思い出すと全身が反応してズキズキと痛んだ。


たぶん、全身を強くうったせい。


「今から病院に連れていこうと準備してたけど、目が覚めてよかったわ。後で自分で行ってみて。」


『はい』





.