アイツとアタシの関係




「自己紹介終わったし、今日はもう帰れ。」


その言葉を合図にぞろぞろ帰っていく生徒たち。



「真穂〜、帰ろっ♪」



なーちゃんが駆け寄ってきた。



『う〜ん...』



「何そんな難しい顔してんの??」



なーちゃんに話しても、廉って誰??ってカンジだろうしね。



『ううん、何でもないよ!!』



「んじゃ、行こ??」



あたしとなーちゃん、それに磨那翔も加わって三人で下校中。


あたしはどこか上の空。



でも、重大なことに気付いた。


忘れ物!!


学校に忘れ物したよ!!



『なーちゃん、磨那翔!!あたし忘れ物しちゃったから先に行ってて!!』



「待ってるわよ??」



『い〜の!!みんなに迷惑かけられないよ((汗』



「わかった、じゃあね??」



『うん!!』



ダッシュで1−Aへ向かう。




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