~親友という名の絆~

どんなにもがいても脚は動かない。



ズ…ズズズズズ…



…誰か………




遠くにあったそれは今はもう私の足元に…




一瞬動きを止めた後、私の脚を這い上がってくる。





ゆっくりと脚を飲み込むように。




……誰か…助け……




私は目を閉じた。