~親友という名の絆~

「薫姉ぇ~!遥姉ぇ~!」

裏庭から二人の声が聞こえてくる。

「ほらほら。」

「薫、行こっ!」

「わっ!!?ちょっ…」

急に遥に腕を引かれてバランスを崩す。

「言わんこっちゃない。」

呆れた綾姉の声が聞こえてくる。






明日は負けられない…

みんなの為にも


私の為にも


遥の為にも



絶対に……