初色夏





あの子が戻ってきたんだ


暗やみの中もがき続け


なんだか別人のように見える




大切なモノが無くなってしまうと



こんなにも変わってしまうのだろうか






僕に見えてあの子に見えないモノ





たくさんあるみたい



きっとあの子に見えて僕に見えないモノもあるだろう



あの子わ出口のない暗闇に入って明日を恐れた



その時僕わ安全地帯で明日を夢みた








ただ1つ同じなのわ




僕に羽があってあの子にも羽があること‥







どおして僕らに羽をつけたの?