―ピッ 「もしもし。」 『あ、宗?大丈夫? 何かすんごい困ってそうだったから、逃げるタイミング作った~! 喋るのはダメだけど、直接じゃないならいいよね?』 確かに。 直接じゃないなら問題ないな。 また今日みたいに助けてほしいし。 「おう。なんか、ありがとな。」 『いいよ~。てかモテモテだねー!』 「いやいや。モテても困る!千咲も人だかり集まってたじゃん。」 『それは、私がモデルだからだよ。別にモテてる訳じゃない。あ、もうチャイム鳴るらしいから切るね。』 「おう、じゃあな。」