しかも、絶対危険だとわかるっ。


「どうせ一緒に暮らすんだからいいだろ」


「やはり親しい仲だったんじゃないか」


「ち、違っ!」


やめてよ、そこにツッコミはいらないって。

何とか笹河から離れて、隅っこへと移動した。


「たくっ…ん?」


小さなベッドに座ると、何かがあるみたい。

ちらっと見てみると、血を拭き取ったシーツがあった。


「……何ですか、これ」


「さっき、霧島組のやつらが来てな」


こんなもん置いとかないでよ!
さっさと洗濯してよねっ!