王子様は年上


1週間ぐらいして
あまり 明稀の悪阻もおさまらないが
とりあえず 姉貴の店に
顔をだしにいくことにした

「アキねぇちゃん」
と言って飛びつく優梨亜を
飛びつく前にとめる

「駄目だ 優梨亜
今は明稀に飛びつくな」

「どうして?」

「あぶないから」

「ごめんね 優梨亜
今ね 私のお腹の中に赤ちゃんがいるの
安定したら飛びついてもいいから」

「駄目だ」

「今の本当?」

奥から姉貴が出てきた

「久しぶりです 舞さん」

「久しぶり じゃなくて
妊娠って本当なの?」

「おう 妊娠3ヶ月」

「今まで気づかなかったの?」

「はい ゥ……ッ………………」

走って奥に行った明稀

「姉貴ちょっと見てくるわ」

「うん」

「優梨亜も」

「おいで」

優梨亜を抱いて明稀のもとに行く

「だいじょうぶ?」

「優梨亜 大丈夫よ」

すぐにフラつきだす
優梨亜をおろして 明稀をささえる