「だからと言って 殻に閉じこもってたら 誰も振り向いてくれない」 「なにそれ?同情を求めてるの?」 「お前は誰かに自分のすべてを受け止めてほしいと思わないのか?」 「・・・。」 「そういうことだよ。」 何よ、全部分かったクセして。 あたしは腕を動かした。 意外にも彼の手は簡単に離れる。 あたしはそのまま自分の部屋に入った。