「魔よけだよ」 「は?」 「お前に変な男がつかないように」 「もぅ目の前にいるんですけどー」 「そこ指摘するな」 彼の鋭いツッコミにプッと吹き出してしまう。 「だけどあのバーに居れなくなったのはあんたのせいなんだからね?」 「いーじゃん、魔よけ効果発揮されて」 「あんたね、人を襲っといて良いように言ってくれるじゃないの。 あたしはこれから何しようかまた暇つぶしをする場所を探さなきゃいけなくなったんだからね」 「俺、お前を襲ってないよ」 「は?」