リビングのテーブルにつき 彼は「いただきます」と手を合わせてから ご飯をほおばった。 あたしはテーブルのほうへ座る気はなかったので 近くのソファに腰をかけた。 「てかさぁ、あんた初めてあたしの家に来た日 あのあとあたしのこと襲ったよね?」 先ほど確認したのだが 部屋の鍵は壊れていた。 こいつが壊したんじゃなくて 元から。 鍵なんて一人で暮らしているあたしは 掛ける機会がなかったので壊れているなんて忘れていた。