ニカニカ星人



「ミユキ~!久しぶり!なんか変わんないねぇ~。」

「なにそれ、ガキンチョってこと?」

そんなたわいのないことを話して笑う。
久しぶりに笑った気がした。
カラオケをしてたとき
たまたま隣に座ったのが
同じ小学校だった松田くんだった。

「ねぇ松田くん。ニカニカ星人って覚えてる?」

「おっ懐かしい~!そういえばそういうのもあったなぁ。」

彼はしみじみと遠い目をして昔のことを考えている。

「そういえばお前、ニカニカ星人のこと信じてなかったよな?」

「あんなの迷信でしょ?いるわけないじゃん。」

「あっ!!それ昔も言ってた!!なっつかしい~。」

なぜか喜ばれた。
ちょっとムッとしたあたしは小さな反抗をした。