…え?



「ゲホッ…ゴホゴホ!!」






だが、光輝君の咳は一向に止まらない。



異常事態に私は怖くなった。



「光輝君!!しっかりして!」



背中を叩くが、光輝君は苦しそうに喉を押さえるばかり。




私は急いで中庭を通った看護師さんを呼び止めた。



看護師さんは慌てて先生に連絡して、光輝君を救急の医療室に運んでいった。