…やだ。


光輝君の声がなくなるなんて…






やだよ!!






気づけば私は診察室の前から走り出していた。












いやだ…



いやだ…









いやだ!

信じたくない!!









私は病院の中を飛び出した。




泣きながら中庭に向かう。










光輝君がもう治らないと言ってても


私は心のどこかで治るって思ってた。







でもさっきの先生の一言はきつい。





私の心にあった唯一の光を消してしまった。

















光輝君…。