ハァハァハァハァッ

おいついた。


目の前には
キョトンとした顔の姫。

すると…

『あっ!さっきの子☆』

なにかを思いだしたかのように私を指差して
叫んできた。



「あっえっ姫!?」


とっさに出たこの言葉。


『アタシ姫ぢゃないよ?クスッ』
小さく笑う姫。