委員会が終わって雅は部活に行き、


私は待っててくれたサユと一緒に駅まで歩いた。


「ねぇサユ…」


「ん?何?」


もう単刀直入に聞くけど…


「サユは雅の事、どう思ってる?」


「えっ??」


ドキッとしたのか、サユの顔が一瞬強張った。


「…どうって、…なんとも…」


嘘だ。


なんかおかしい。


今日は雅もサユもおかしいよ。


何の気もないなら笑ってバカにするよね??


2人の間に、なんかあったのかな?


「真美のほうこそ…、雅の事どう思ってるの?」


どうしよう…、サユから質問返しだ。